株式会社アルファコーポレーション

住宅ローンの返済方式・・元利均等・元金均等

2010年5月18日

住宅ローンの返済方法には元利均等返済と元金均等返済があります。

元利均等返済には金利の変動が無ければ返済額を一定に保つことができる商品が多くあります。

ただし当初は金利返済分が多くなります。このため繰り上げ返済の効果は返済開始時期に近いほど効果があります。

元金均等返済は返済額のうち、元金部分が一定であるため当初の金利負担部分が多く返済額は返済開始時点の方が多くなります。

一般的に元利均等返済方式が利用されています。

大きな理由としては、収入に対する返済割合が元利均等返済の方が少なくなるため借入額を多くすることができるということが挙げられます。

元金均等返済では当初の返済額が多くなるため、元利均等返済方式より借入可能金額が多くなりません。

現在の市況と将来の所得の推測を厳しめにみれば元金均等方式で予算枠を組んで物件探しをするというのもファイナンシャルプランニング上、有効な戦略であるといえるでしょう。

返済額が少なければよいという考え方は以前の「ゆとり返済」時代にありましたが、11年目以降の返済額の増額によって家計への負担が重くなることを考えると防衛策を対案として考えておく必要があると言えます。

住宅ローンとマイホームの購入・・・キャッシュフローとライフプランニングが重要です。

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