サラリーマンとニュータウンと不動産の査定価格
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サラリーマンとニュータウンと不動産の査定価格
サラリーマンという制度は近代史のなかで、戦前の銀行や役所などの一部にしかありませんでした。
都会での働き方は田舎から出てきた少年たちが丁稚奉公を経て、商習慣やその技術を学び、やがてのれん分けという形で起業するという形が一般的でした。
戦後、このような働き方より、サラリーマンという働き方が高度成長期に確立しました。
地方から都会へ働きに出てきた人たちは郊外に住宅を求め、「ドーナツ化」現象とあいまってニュータウンの住人となりました。
ニュータウンでは庭付きの一戸建が子育てに人気でした。
バブル時代を経て、子育ての役目を終えたニュータウンから都心部や駅前のマンションへ住まいを移す方が急増しています。
郊外のニュータウンは空家が目立つようになり、小中学校や高校も合併や再編を余儀なくされています。
今年、中古住宅流通の活性化が法制化される予定ですが、人口の動態が気になるところです。
不動産の価格もこのような人の動きや金融の流れに影響されます。
現代のようなデフレ時代には不動産とくに土地の価格が下落しており、自宅など不動産の価値がいまどのような状態にあるのかを知っておきたいところです。
不動産の査定はお気軽にご相談ください。